全日本港湾労働組合関西地方大阪支部。告知&活動予定のご案内。
青年部
青年部活動報告
10・25海上座り込み行動に参加して


10月25日、辺野古・大浦湾での新基地建設を許さない10・25海上座り込みに参加させていただきました。今回、初めての沖縄での活動参加でしたが、多くのことが学べ、私にとってはとても有意義な活動となりました。
活動の前日に私たちは沖縄に到着し、さっそく辺野古へと向かいました。現地では活動に使用するための横断幕の作成が行われており、その作成の手伝いをさせてい頂きました。そして、作成の手伝いを始めてそれ程時間がたたぬ内に、私の頭上を1機のオスプレイと数機の戦闘機が轟音を立てて通過しました。
はじめて体感する沖縄の現実
私は沖縄に来るのが初めてで、テレビ等のメディアを通じ、沖縄では日常茶飯事に米軍機が飛び交っていることは知っていましたが、まさかこれ程の頻度で戦闘機が飛び交い、想像以上の騒音をあげている事が非常に印象深く、日々、騒音と危険に曝されている沖縄の方がたのためにもしっかりと活動しなければならないと感じました。
活動の当日は、百数十名の仲間が集結し、数隻の船と80隻を超えるカヌーが海上を埋め尽くし、壮大な海上での活動になりました。私は船へ乗り込み、数名の仲間と話しをする事ができたのですが、皆、真剣に沖縄の平和を願っていました。船上からのシュプレヒコールや平和を願う歌を共に歌い、基地の建設反対や沖縄の平和に対する願いを共有し、そしてその思いをお互いに高めあうことができたと思います。
海上での活動は午前中だけでしたが、午後から、基地へ資材を搬入するトラックの、搬入阻止のため、ゲート前での座り込みに参加しました。 参加者と機動隊との衝突は凄まじいもので、機動隊に何度もその場から排除されました。それでも、絶対にトラックを通さないという思いから、機動隊の隙を見てはゲート前へ突入し座り込む姿に私は胸を撃たれました。私も負けじと機動隊を押しのけ、座り込みに参加しました。
今回の活動を通じて、沖縄の現状を知ることができ、良い経験になったと同時に、多くの仲間と知り合う機会ができ、その意識を共有し、互いに高めることができ、大変有意義な活動になったと思います。
次回も、このような活動に参加する機会があるなら、カヌーに乗るためのスキルを身に着け、さらに沖縄の歴史や活動に関する知識を勉強し、第一線に立って活動を盛り上げていける様にしていきたいと思います。
青年部 佐 野 翔 兵